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Rental Screening

生活保護で賃貸の審査に
通らない…を抜け出す方法

「審査が通らない」の正体は
“理由の未分解”にある

「生活保護だと審査に通らない」と感じたとき、多くの方は“属性の問題”と一括りにしがちです。
しかし実務では、家賃設定の過剰・費用名目の混在・提出書類の不足・支払い運用の不安・生活音やトラブル懸念・連絡体制の不明確さなど、
いくつもの要素が絡み合って不承認になります。
ここを分解し、一つずつ対策することで可決率は着実に改善します。

なぜ審査に落ちるのか?
管理会社の視点で理解する

家賃が上限内でも“月トータル”が重い

家賃が上限内でも“月トータル”が重い

家賃は上限内でも、共益費・管理費・町会費・24Hサポート費などを加えた毎月の確定額が重いと、滞納リスクを懸念されます。さらに実費(電気・ガス・水道・ネット)が高騰すると生活扶助を圧迫。“トータルが回る”証拠を提示できるかが鍵です。セカホゴは家賃等/実費の分離と2,000〜3,000円の余白を設けた家計シミュレーションで安心材料を作ります。

費目の混在や領収書の不明瞭さ

費目の混在や領収書の不明瞭さ

見積や契約書の名目が混在し、領収書が合算一枚だと、住宅扶助や代理納付の運用が不明瞭になり、承認・支払い・監査で詰まります。費目の分離と明細化(家賃/共益費/実費)が、審査を前に進める前提です。

連絡体制とルール運用の不安

連絡体制とルール運用の不安

管理会社が怖いのは、トラブル時に見えないこと。騒音・ゴミ・近隣クレームへの初動が遅い入居者像は避けられます。ケースワーカー連絡先・緊急連絡先・入居オリエンテーション・ハウスルール合意書を揃えると、懸念は大きく下がります。

審査を通す原則

  • 数字(上限内の月次設計)

    数字(上限内の月次設計)

    家賃+共益費+管理費=毎月の確定額を先に固めます。光熱費やネットなどの実費は季節変動を見込み、余白2,000〜3,000円を確保。更新料や再契約条件も見越し、長期の総額が上限内に収まる着地を作ります。

  • 書類(名目の分離・型化)

    書類(名目の分離・型化)

    見積書・契約条件説明・領収書の名目一致は必須。住宅扶助に該当する費目/実費を明確に分け、収入・支出の根拠資料も整理します。受給証明、住宅扶助見込み、ケースワーカー情報、代理納付合意など、審査側が“確認したい書類”を先出しします。

  • 運用(代理納付・ルール合意)

    運用(代理納付・ルール合意)

    家賃は代理納付(家主へ直接支払い)を運用合意して滞納リスクを抑制。入居オリエンテーションでゴミ出し・静音時間・来客ルールを周知し、トラブル未然防止の姿勢を見せます。

家賃上限・共益費・管理費
「毎月の確定額」を先に固める

上限は“家賃だけ”ではなく
毎月の固定費の総和で考える

審査で問われるのは、月次の回しやすさ。家賃上限にばかり目を奪われず、共益費・管理費・町会費・24Hサポートを加えた確定額を最初に提示します。ここが上限内で安定運用できれば、管理側の不安は大きく和らぎます。
借主としては、連帯保証人の代わりに賃貸保証会社に保証委託料を支払うことで、安心感を得られます。
貸主にとっても、賃貸保証会社が支払いを代行してくれるため、支払い滞納時のリスクが軽減されます。このため、最近では賃貸保証会社の利用を貸主が義務付けるケースも増えています。

名目の分離と領収書の明細化が
可決率を押し上げる

「合算・内訳不明」は差し戻しの温床。費目の分離・領収書の明細化をオーナー・管理会社に依頼し、申請→承認→代理納付→領収書管理までブレない導線を作ります。セカホゴはこの書式の型を持ち、管理側の実務負担を軽くすることで、“受け入れやすい申込”に変えます。

敷金・礼金・仲介手数料
・保証料の最小化

一時扶助を想定した根拠づくり

敷金・引越し費等は一時扶助の対象になり得ますが、見積の整合・費目の明確化・申請順で可否が左右されます。

家具家電付き、残置交渉で
実費を圧縮

家具家電付きや残置相談可の物件は、引越コスト・立ち上げコストを大幅に削減。冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど大型家電が揃うと、生活扶助の余白も確保しやすくなります。

“審査に強い物件”の見つけ方

  • 構造
    音・湿気・老朽度の見極め

    構造:音・湿気・老朽度の見極め

    角部屋・戸境壁の厚さ・サッシ性能・換気の良さは、苦情・トラブルの発生率に直結。静音性と清潔感が保ちやすい物件は、管理側の心理的ハードルを下げます。

  • 立地
    病院・薬局・スーパー・役所への導線

    書類(名目の分離・型化)

    徒歩10〜15分圏に生活機能が集まる立地は、通院・買物・手続きの負担を下げ、家計・体力の余裕を生みます。

  • 運用
    清掃・ゴミ出し・24H対応

    運用(代理納付・ルール合意)

    共用部清掃の頻度、ゴミ置き場の管理、夜間のトラブル対応など運営品質が高い物件は、入居後の安定が見通せるため可決率が上がります。

生活保護受給者の
賃貸物件探しの流れ

  • STEP1

    役所から住宅扶助の許可をもらう

    窓口でケースワーカーに相談し、家賃の上限や条件などの確認をします。

  • STEP2

    不動産会社で賃貸物件を探す

    不動産会社でお部屋探しをします。生活保護を受けていることを伝え、条件に合う物件を紹介してもらいましょう。
    物件が見つかったら不動産会社から初期費用の見積もりを出してもらいます。

  • STEP3

    ケースワーカーに報告をする

    不動産会社に出してもらった見積もりと物件の情報ケースワーカーに報告し、了承をもらいます。

  • STEP4

    入居審査

    了承をもらった上で入居を決めたら、大家さんや管理会社から審査を受けます。

  • STEP5

    賃貸契約日を決める

    ケースワーカーから初期費用の準備ができる日を聞き、それに合わせて不動産会社と賃貸の契約をする日を決めます。

  • STEP6

    賃貸契約

    初期費用を受け取りに行き、不動産会社と賃貸契約を済ませます。契約書と領収書を受け取り、ケースワーカーに提出しましょう。

実際のお客様の声

よくあるご質問

夫婦で申請中。物件探しは先行できますか?

可能です。費用内訳の分離と代理納付等の枠組みを先に整え、福祉へ事前相談すると承認〜契約がスムーズになります。

2DKは上限内で見つかりますか?

エリア・築年・交通利便で変わります。“家賃+共益費の確定額”を先に固め、実費の季節変動を吸収できる余白をつくるのがコツです。

ペット飼育は難しい?

可能な物件もあります。原状回復費の上限・消臭・しつけ情報を先に明確化し、書面で安心材料を提示できれば可決に近づきます。

通院先が夫婦で別々。立地はどう決める?

交点発想で検討します。交通結節点・バス頻度・坂道・夜間の明るさまで確認し、週次リズムが無理なく回る立地を提案します。

更新後の家賃上昇が不安です

更新料有無・再契約条件を契約前に確認し、長期の総額で上限内に収まる設計へ。家計シミュレーションを入居前に行います。

お問い合わせ

06-4259-0063
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