CONTRACT EXAMPLE
こんにちは。
今回のテーマは、『生活保護制度』についてです。
受給はしたいのですが、どうしていいのか分からない。申請の方法も分からない。
生活保護を受給する前に賃貸借契約を終えて、住所を用意して欲しいと言われた。などのご相談がよくあるので、今回ご紹介させて頂きます。
生活保護制度とは、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度になります。
生活保護の相談・申請窓口は、現在お住まいの地域を所管する福祉事務所の生活保護担
当(ケースワーカー)です。
大阪市内でお引越しですと、基本的に引き継ぎの作業もして頂けますので、現在お住ま
いの区役所にご相談して頂ければと思います。
生活を営む上で必要な費用に応じて扶助が支給されます。
・生活扶助『日常生活に必要な費用(食費・光熱費など)』は賃貸借契約において証明書として提出が必要になるケースがあります。・住宅扶助(アパートなどの家賃)は各
自治体によって条件が異なります。
申請にあたって、保護の決定のためにいくつか調査があります。
・生活状況などを把握するための実地調査[家庭訪問など]・預貯金、保険、不動産の資産調査・扶養義務者による扶養の可否の調査・年金などの社会保障給付、就労収入な
どの調査・就労の可能性の調査があります。
生活保護を受給したいと考えられている方は、お部屋探しをされる前に、ちゃんと生活保護受給条件を満たしているのか、住宅扶助は降りるのかなど、事前に近くの福祉事務所によくご相談して頂き、ご自身の受給条件をよく把握してお部屋探しをして頂ければと思います。
今回はここまで。また次回にご紹介させて頂きます。
気になるご質問などございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
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